経済のグローバル化に伴い、製造業をとりまく『ものづくり環境』は今も刻々と変化し続けています。
中でも3次元CADは設計~手配そしてものづくりにおいて重要な役割を果たし、設計者の製品に対する『想い』をすみずみまで行き渡らせるために、設計以外の様々な用途にまで活用されるようになりました。
しかしながら、業種、業界によっては従来の2次元CADによる運用の重要度は今も変わり無く、限られた時間の中で成すべき 仕事は増加する一方です。
本セミナーでは、生産設備や機械設備の設計環境改善を目指す現場の方々への3次元の最新ソリューションやお客様事例をご紹介します。
|
はじめに 生産設備・機械設備の3次元動向について
ソリッドワークス・ジャパン株式会社
近年,生産設備や機械設備装置など装置メーカーは中国などの新興国で市場拡大を目指しており、競合する海外装置メーカーに比 べ、より品質の高い製品を一早く市場投入することが求められています。企業の目標達成のために、社内のものづくりを支援する 「生産技術」と呼ばれる部門でも常に設計業務の改善や装置不具合の削減に取り組んでいます。
本セッションでは、このような業種・業務の設計環境の動向を紹介し、「3次元化」で解決できるポイントを模索します。
|
|
ポンチ絵を「デジタル」に。考えてみたことはありましたか?
~構想設計の最新ソリューション~
講師 : ソリッドワークス・ジャパン株式会社
革新的な新製品の開発においてコンセプトデザインはとても重要な役割を担いますが、関係者間のコミュケーションやコラボレーション、3Dコンセプト作成段階で課題をお持ちではないでしょうか? 本セッションでは関係者間のコミュニケーション・コラボレーション環境となる「3DEXPERIENCEプラットフォーム」とメカニズムコンセプトセデザインのための3Dアプリケーション 「SOLIDWORKS Conceptual Designer」をご紹介します。
|
|
ものづくりのためのSOLIDWORKS2017
~2次元設計から3次元設計へ移行のために~
講師 : ソリッドワークス・ジャパン株式会社
リリースから20年が経過した3次元CAD・SOLIDWORKS。企業様によっては設計の3次元化が定着し次のステップとしての“データ活用”にテーマが移ってきています。しかし、 3次元CADを導入したものの設計の中心はまだまだ2次元CAD中心であったり、どう活用していけば良いのか、まだ試行錯誤している企業様も少なくないというのも事実です。
本セッションでは、社内の“3次元化”を加速させるSOLIDWORKSによる“効果の出せる”3次元CADの活用方法をご紹介します。
|
|
休憩 |
|
3D CADを用いて生産設備の設計を行うための知恵と工夫
~現場が「本音」で語る事例講演~
講師 : 株式会社村田製作所 モノづくり技術統括部 技術企画管理課 岡田恵一様
株式会社村田製作所では、生産設備設計のために3次元CADを利用しています。設計意図を盛り込んだモデリングの考え方はどうしたら良いのか?に常に取り組み成果を上げてきました。 3次元CADを社内で展開するための仕組みづくりから、購入品3Dデータの作成や利用方法、3Dデータの管理や設計者自身が解析できるための社内支援仕組み等、さまざまです。本講演では2次元から3次元へ移行するにあたっての苦労話、3次元設計定着に向けた取り組みと今後の展望について「現場ならではの生の声」をご紹介いただきます。
|
|
終了 |