コメント

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コメント（Comment）ダイアログ。

概要

このダイアログを使用すると、設計者は、コンポーネントからは独立して、コンポーネントのコメント文字列のプロパティを指定できます。

アクセス

ターゲット コンポーネントのコメント文字列がワークスペース内に表示されている場合は、次のいずれかの方法を使用してコメント（Comment）ダイアログにアクセスできます。

• コメント文字列をダブルクリックします。
• コメント文字列にカーソルを置き、右クリックして、コンテキスト メニューからプロパティ（Properties）を選択します。

オプション/コントロール

• 幅（Width） - テキストの現在のストローク幅（文字の表現に使用される線の太さ）。
• 高さ（Height） - テキストの文字の現在の高さ。テキストの表示または印刷に使用される文字幅は、この高さに比例して自動的に決定されます。最小高さの 36mil（0.9mm）を使用すると、文字列は読みやすくフォトプロットされます。
• 回転（Rotation） - コメント文字列の整列角度。水平からの反時計回りの度数として測定されます。
• 位置 X（Location X）/Y - コメント文字列の左下にあるハンドルの現在の X（水平）座標および Y（垂直）座標。移動時には、この点がカーソルでホールドされます。これらの値を編集して、それぞれ水平平面または垂直平面におけるコメント文字列の位置を変更します。

Ctrl + Q ショートカット キーを使用すると、ダイアログで現在使用されている測定単位をメートル単位（mm）とインチ単位（mil）の間ですばやく変更することができます。このことはダイアログにのみ影響し、基板で使用される実際の測定単位は変更されません。これらはメイン メニューのホーム（Home） | グリッドと単位（Grids and Units）領域にある および ボタンによって決定されます。

プロパティ

• テキスト（Text） - このフィールドを使用して、必要なコメント テキストを直接入力できます。
• 非表示（Hide） - コメント文字列をワークスペースで非表示にするには、このオプションを有効にします。

• レイヤ（Layer） - コメント文字列が現在割り当てられているレイヤ。コメント文字列は、使用可能な任意のレイヤに割り当てることができます。リストをクリックして、基板に現在定義されているすべてのレイヤの中から別のレイヤを選択できます。
• ミラー（Mirror） - コメント文字列の現在の回転（Rotation）および位置 X（Location X）/Y に基づく軸を中心として、コメント文字列を反転するには、このオプションを有効にします。
• 自動配置（Autoposition） - 親コンポーネントを基準としたコメント テキストの現在の位置スタイル。コンポーネントを移動または回転したときに、選択した位置にテキストを維持するには、手動（Manual）以外のスタイルを選択します。コメント テキストを自由に配置し、親コンポーネントの移動/方向に合わせるには、手動（Manual）スタイルを選択します。次の位置スタイルを使用できます。
  • 手動（Manual）
  • 左上
  • 左中央
  • 左下
  • 中央上
  • 中心
  • 中央下
  • 右上
  • 右中央
  • 右下

TrueType フォントを選択

• フォント名（Font Name） - このフィールドを使用して、目的の TrueType フォントを選択します。ドロップダウン リストには、\Windows\Fonts フォルダ内に見つかった TrueType フォントと OpenType（TrueType のスーパーセット）フォントが表示されます。リストには、検出された（かつ一意の名前を持つ）ルート フォントのみが含まれていることに留意してください。たとえば、Arial と Arial Black は表示されますが、Arial Bold や Arial Bold Italic などは表示されません。太字（Bold）オプションまたはイタリック（Italic）オプションを使用すると、テキストを強調できます。
• 太字（Bold） - コメント テキストを太字にするには、このオプションを有効にします。
• イタリック（Italic） - コメント テキストをイタリックにするには、このオプションを有効にします。
• 反転（Inverted） - レイヤ色の境界矩形内でテキストを反転表示するには、このオプションを有効にします。
  • 反転した境界（Inverted Border） - このフィールドでは、テキストを囲む境界を指定します。境界を大きくすると、結果の境界矩形も大きくなります。

注釈

1. 親コンポーネントの文字列をロック（Lock Strings）プロパティを有効にした場合、コメント テキスト文字列を選択したり、グラフィカルに編集したりすることができなくなります。また、コメント（Comment）ダイアログにもアクセスできません。