IEEE シンボル

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配置された IEEE シンボル(Sigma)。

概要

IEEE シンボルは、非電気的描画プリミティブです。これらは、論理機能またはデバイスを表すために使用されます。これらのシンボルを使用することで、ユーザーが、その機能またはデバイスの内部特性に関する特別な知識がなくても、その論理特性を理解できるようになります。

入手性

IEEE シンボル オブジェクトは回路図ライブラリ エディタのみで配置できます。合計 34 個のシンボルを使用できます。配置する手順は次のとおりです。

  • ホーム(Home) | 配置(Place) |  をクリックし、サブメニューから目的のシンボルを選択します。

使用可能な IEEE シンボルの種類。

配置

コマンドを起動すると、カーソルが十字に変わり、IEEE シンボルの配置モードが開始されます。選択した IEEE シンボルがカーソル上に「フローティング」状態で表示されます。

  1. オブジェクトの位置を決定し、クリックするか、Enter キーを押して配置を実行します。
  2. さらにシンボルの配置を続行します。または、右クリックするか、Esc キーを押して配置モードを終了します。

配置中に実行できるその他の操作は次のとおりです。

  • Tab キーを押して、関連するプロパティ ダイアログにアクセスします。ダイアログでは、シンボルのプロパティをその場で変更できます。
  • Alt キーを押して、最初の移動方向に応じて、移動を水平軸方向または垂直軸方向に制限します。
  • スペースバーを押して、シンボルを反時計回りに回転します。時計回りに回転するには、Shift + スペースバーを押します。90° ずつ回転します。
  • X または Y キーを押して、シンボルをそれぞれ X 軸または Y 軸に沿ってミラーリングします。
  • (数値キーバッドの)+ または - キーを押して、シンボルを拡大または縮小します。

配置中に属性を変更できますが(Tab キーを押して、関連するプロパティ ダイアログを表示します)、変更した値がその後の配置のデフォルト設定になることに留意してください。

グラフィック エディット

この編集方法では、配置された IEEE シンボル オブジェクトをワークスペース内で直接選択し、その場所または方向をグラフィカルに変更することができます。IEEE シンボルの形状は固定されています。サイズについては、関連するキーボード ショートカットを使用することによってのみ調整可能です。そのため、IEEE シンボル オブジェクトを選択しても、編集ハンドルは表示されません。

選択された IEEE シンボル(Sigma)。

  • 必要に応じて、破線のボックス内の任意の場所をクリックし、ドラッグしてシンボルを再配置します。ドラッグ中に、シンボルを回転したり(スペースバー/Shift + スペースバー)、ミラーリングしたり(X または Y キーを押して、それぞれ X 軸または Y 軸に沿ってミラーリング)、サイズ変更したりすることができます(数値キーバッドの +/- キー)。

ロック(Locked)プロパティが有効になっているオブジェクトを選択したり、グラフィカルに編集したりすることはできません。オブジェクトをグラフィカルに編集するには、ロックされたオブジェクトを直接ダブルクリックし、ロック(Locked)プロパティを無効にします。

非グラフィカル エディット

非グラフィカル エディットには次の方法を使用できます。

関連するプロパティ ダイアログの使用

ダイアログ ページ: IEEE シンボル

この編集方法では、IEEE シンボル(IEEE Symbol)ダイアログを使用して IEEE シンボル オブジェクトのプロパティを変更します。

IEEE シンボル(IEEE Symbol)ダイアログ。

このダイアログは、配置中に Tab キーを押すことでアクセスできます。

配置後には、次のいずれかの方法でダイアログにアクセスできます。

  • 配置された IEEE シンボル オブジェクトをダブルクリックします。
  • IEEE シンボル オブジェクトにカーソルを置き、右クリックして、コンテキスト メニューからプロパティ(Properties)を選択します。

ダイアログを使用して、現在の IEEE シンボルのプロパティを変更できるだけでなく、まったく別のものについてシンボルを変更することもできます。そのためには、単に、記号(Symbol)ドロップダウン フィールドから目的の新しいシンボル タイプを選択します。

SCHLIB インスペクタ パネルの使用

パネル ページ: SCHLIB インスペクタ

SCHLIB インスペクタ(SCHLIB Inspector)パネルを使用すると、デザイナーは、アクティブなドキュメント内の 1 つまたは複数のデザイン オブジェクトのプロパティを確認し、編集することができます。類似オブジェクトの検索(Find Similar Objects)ダイアログと組み合わせて使用することで、同じ種類の複数のオブジェクトを 1 か所で簡単に変更できます。

アクティブ ドキュメント内の選択したテキストや画像に関する問題を報告します。