マニュアル ジャンクション
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概要
ジャンクションは電気設計プリミティブです。これは、回路図シートで交差するワイヤ、バス、またはシグナル ハーネスを論理的に結合するために使用される、小さな円形オブジェクトです。マニュアル ジャンクションを使用すると、交差する点にジャンクションを配置することにより、交差するワイヤ/バス/シグナル ハーネス間に接続を作成できます。これは、2 つのワイヤ/バス/シグナル ハーネスが T 字型に接続された場合、またはワイヤ/バス/シグナル ハーネスがピンまたはパワー ポート/バス パワー ポートと直交するように接続された場合に自動的に挿入される、コンパイラ生成ジャンクションとは異なります。
入手性
マニュアル ジャンクションは回路図エディタのみで配置できます。配置するには、メイン メニューからホーム(Home) | 回路要素(Circuit Elements) | をクリックします。
配置
コマンドを起動すると、カーソルが十字に変わり、ジャンクションの配置モードが開始されます。
- クリックするか、Enter キーを押して、ジャンクションをカーソル位置に配置します。
- ジャンクションの配置を続行します。または、右クリックするか、Esc キーを押して配置モードを終了します。
配置中に実行できるその他の操作は次のとおりです。
- Tab キーを押して、関連するプロパティ ダイアログにアクセスします。ダイアログでは、マニュアル ジャンクションのプロパティをその場で変更できます。
グラフィック エディット
この編集方法では、配置されたマニュアル ジャンクション オブジェクトをワークスペース内で直接選択し、その場所をグラフィカルに変更することができます。マニュアル ジャンクションのサイズについては、ジャンクション(Junction)ダイアログでのみ調整可能です。そのため、マニュアル ジャンクション オブジェクトを選択しても、編集ハンドルは表示されません。
必要に応じて、破線の選択ボックス内の任意の場所をクリックし、ドラッグしてマニュアル ジャンクションを再配置します。
非グラフィカル エディット
非グラフィカル エディットには次の方法を使用できます。
関連するプロパティ ダイアログの使用
ダイアログ ページ: ジャンクション
この編集方法では、ジャンクション(Junction)ダイアログを使用してマニュアル ジャンクション オブジェクトのプロパティを変更します。
このダイアログは、配置中に Tab キーを押すことでアクセスできます。
配置後には、次のいずれかの方法でダイアログにアクセスできます。
- 配置されたマニュアル ジャンクション オブジェクトをダブルクリックします。
- マニュアル ジャンクション オブジェクトにカーソルを置き、右クリックして、コンテキスト メニューからプロパティ(Properties)を選択します。
マニュアル ジャンクションの接続ステータスの表示
マニュアル ジャンクションの接続ステータスの表示は、プリファレンス(Preferences)ダイアログの回路図(Schematic) - コンパイラ(Compiler)ページで制御できます。
表示(Display)オプションが有効な場合、有効な接続を作成している各マニュアル ジャンクションの背景が、色(Color)オプションで定義した色で表示されます。接続ステータス表示機能のデフォルトのサイズ(Size)は最小(Smallest
)です。これは、マニュアル ジャンクションのデフォルトのサイズと同じサイズです。つまり、サイズ(Size)がスモール(Small
)以上に設定されていない限り、背景色は表示されません(次の画像を参照)。
SCH インスペクタ パネルの使用
パネル ページ: SCH インスペクタ
SCH インスペクタ(SCH Inspector)パネルを使用すると、デザイナーは、アクティブなドキュメント内の 1 つまたは複数のデザイン オブジェクトのプロパティを確認し、編集することができます。類似オブジェクトの検索(Find Similar Objects)ダイアログと組み合わせて使用することで、同じ種類の複数のオブジェクトを 1 か所で簡単に変更できます。