パラメータ

親ページ: Sch のオブジェクト

パラメータは、デザインに詳細情報を追加するために、コンポーネント(表示されているもの)、ドキュメントおよびプロジェクトに使用されます。

概要

パラメータは、1 つの親オブジェクトの子オブジェクトである汎用テキスト文字列であり、その親オブジェクトに詳細情報を追加できます。たとえば、回路図コンポーネントではパラメータが多用されます。これらは、デジグネータとコメントに加えて、デザイナーが完全定義のために追加できる汎用パラメータ文字列の定義に使用されます。汎用コンポーネント パラメータは、ワット数や電圧などのコンポーネント詳細、サプライヤ名や部品番号などのサプライヤ詳細、シンボルのリビジョン番号などのライブラリ コンポーネントのデザイン詳細、およびコンポーネントのデータシートへのリンクの URL などのドキュメント詳細を含む、さまざまな関数に使用できます。

パラメータは、回路図シート(ドキュメント)レベルで定義することも、プロジェクトレベルで定義することもできます。ドキュメントレベルのパラメータはドキュメントのタイトルやドキュメント番号などのフィールドの定義に適しており、プロジェクトレベルのパラメータはデザイナーやプロジェクト名などのフィールドの定義に適しています。

入手性

パラメータは親オブジェクトのプロパティとして追加されます。テキスト文字列のように独立して配置されることはありません。パラメータは、次のすべてのデザイン オブジェクトに追加できます。

  • コンポーネント - ユーザー定義パラメータをコンポーネント プロパティ(Component Properties)ダイアログまたはライブラリ コンポーネントのプロパティ(Library Component Properties)ダイアログ(回路図ライブラリ エディタでのコンポーネントの定義中にユーザー定義パラメータを追加している場合)のパラメータ(Parameters)領域で追加します。コンポーネント オブジェクトには、デジグネータとコメントのパラメータが必ず存在します。ダイアログにアクセスするには、回路図エディタでコンポーネントをダブルクリックするか、回路図ライブラリ エディタの SCH ライブラリ(Sch Library)パネルでコンポーネント名をダブルクリックします。
  • ピン - ピンのプロパティ(Pin Properties)ダイアログのパラメータ(Parameters)タブで追加します。
  • ポート - ポート プロパティ(Port Properties)ダイアログのパラメータ(Parameters)タブで追加します。
  • シート シンボル - シート シンボル(Sheet Symbol)ダイアログのパラメータ(Parameters)タブで追加します。
  • ドキュメント - ドキュメント オプション(Document Options)ダイアログ(プロジェクト(Project) | コンテンツ(Content) | )で追加します。パラメータは、ダイアログのパラメータ(Parameters)タブに一覧表示されます。新しい回路図シートには、さまざまなデフォルトのパラメータが自動的に含まれます。
  • プロジェクト - プロジェクトのオプション(Options for Project)ダイアログ(プロジェクト(Project) | コンテンツ(Content) | )で追加します。パラメータは、ダイアログのパラメータ(Parameters)タブに一覧表示されます。

グラフィック エディット

表示される文字列は、定位置編集と呼ばれる操作を使用してグラフィカルに編集できます。定位置で文字列を編集するには、1 回クリックして選択し、少し時間をおいてもう一度クリックして編集モードを開始します。

 一度クリックして文字列を選択します。

 時間をおいて、もう一度クリックして定位置編集モードを開始します。

 ここでは、文字列が選択されており、置換文字列を入力できる状態になっています。

デジグネータ文字列の値を定位置で編集できます。

編集が完了したら、Enter キーを押すか、文字列から離れた場所をクリックして、定位置編集モードを終了します。

ロック(Locked)プロパティが有効になっているオブジェクトを選択したり、グラフィカルに編集したりすることはできません。オブジェクトをグラフィカルに編集するには、ロックされたオブジェクトを直接ダブルクリックし、ロック(Locked)プロパティを無効にします。

インスペクタ パネルを使用した編集

パネル ページ: SCH インスペクタSCHLIB インスペクタ

インスペクタ パネルを使用すると、デザイナーは、アクティブなドキュメント内の 1 つまたは複数のデザイン オブジェクトのプロパティを確認し、編集することができます。類似オブジェクトの検索(Find Similar Objects)ダイアログと組み合わせて使用することで、同じ種類の複数のオブジェクトを 1 か所で簡単に変更できます。

インスペクタ パネルでも、選択したコンポーネントへのパラメータの追加がサポートされています。パネル下部でユーザー パラメータの追加(Add User Parameter)をクリックして、パラメータの値(Value)を入力して、Enter キーを押します。その後、パラメータ名を指定するよう求めるダイアログが表示されます。

コンポーネント パラメータ

コンポーネント パラメータには、デジグネータとコメントに加えて、ユーザー定義パラメータが含まれます。

回路図ライブラリ エディタでのコンポーネント パラメータの編集

デフォルトでは、デジグネータ、コメントおよびユーザー定義パラメータは、回路図ライブラリ エディタには表示されません。これらは、ライブラリ コンポーネントのプロパティ(Library Component Properties)ダイアログで編集されます。下の画像のように、SCH ライブラリ(SCH Library)パネルでコンポーネント名をダブルクリックするか、編集(Edit)ボタンをクリックすると、ダイアログが開きます。

コンポーネント名をダブルクリックするか、編集(Edit)ボタンをクリックして、ダイアログを開き、ライブラリ エディタでコンポーネント パラメータを編集します。

ユーザー定義パラメータを表示するには、ライブラリ コンポーネントのプロパティ(Library Component Properties)ダイアログでその表示(Visible)チェックボックスを有効にします。これを有効にすると、そのパラメータの値(Value)が表示されます。パラメータ名を表示するには、編集(Edit)ボタンをクリックしてパラメータ プロパティ(Parameter Properties)ダイアログを開きます。ここで、名前(Name)フィールドの表示(Visible)チェックボックスを有効にすることができます。

また、デジグネータとコメントの文字列は、回路図ライブラリ エディタで表示できます。これらをダブルクリックすると、そのプロパティを編集できます。これらの文字列を表示するには、ツール(Tools) | オプション(Options) | をクリックしてライブラリ エディタ ワークスペース(Library Editor Workspace)ダイアログを開き、下の画像のように、コンポーネント/デジグネータを常に表示(Always Show Comment/Designator)オプションを有効にします。この設定は、回路図ライブラリのプロパティです。

コンポーネント/デジグネータを常に表示(Always Show Comment/Designator)オプションを有効にして、これらの文字列を回路図ライブラリ エディタに表示します。

回路図エディタでのコンポーネント パラメータの編集

コンポーネントを配置しているとき、またはコンポーネントが回路図シートに配置された後は、回路図エディタでコンポーネント パラメータを定義できます。

  • コンポーネントの配置時にデジグネータ/コメント/ユーザー パラメータを定義するには、コンポーネントがカーソル上にフローティングしているときに Tab キーを押します。Properties for Schematic Component ダイアログが開きます。必要なデジグネータ/コメント/ユーザー定義パラメータ文字列を入力し、OK をクリックしてダイアログを閉じ、コンポーネントの配置を完了します。引き続きコンポーネントを配置するか、Esc キーを押して配置を終了します。
  • 配置後にデジグネータ/コメント/ユーザー パラメータを定義するには、配置されたコンポーネントをダブルクリックして Properties for Schematic Component ダイアログを開きます。ここで、デジグネータ/コメント/ユーザー パラメータを編集できます。OK をクリックしてダイアログを閉じ、変更をコミットします。

コンポーネント パラメータの表示プロパティの編集

デジグネータ/コメント/ユーザー パラメータ文字列の外観(フォントの種類、サイズ、色など)は、次のように定義できます。

  1. シンボルのプロパティ - 回路図ライブラリ エディタのパラメータ プロパティ(Parameter Properties)ダイアログでデジグネータ/コメント/ユーザー パラメータのプロパティを設定します。そのためには、前述の説明に従って、デジグネータ文字列を表示する必要があります。
  2. 配置された回路図コンポーネントのコンポーネント デジグネータ/コメント/ユーザー パラメータ文字列を編集 - コンポーネントをダブルクリックして、さまざまなパラメータ プロパティを編集します。

どちらのアプローチでも、下に示すパラメータ プロパティ(Parameter Properties)ダイアログが開きます。このダイアログでは、パラメータのすべてのプロパティを編集できます。

デジグネータ文字列の値と外観をパラメータ プロパティ(Parameter Properties)ダイアログで編集できます。

パラメータ文字列の場所の修正

コンポーネント パラメータ文字列のデフォルトの動作として、配置時にコンポーネントを回転すると自動配置されます。この動作が必要でない場合は、シンボルの作成中、またはコンポーネントを回路図シートに配置した後に、パラメータ プロパティ(Parameter Properties)ダイアログ(前の画像を参照)で自動配置(Autoposition)オプションをオフにします。これにより、このパラメータは手動パラメータ(手動で配置されるパラメータ)として分類されるように設定されます。手動パラメータは、選択ボックスの左下隅のドットによって識別されます。

手動パラメータ マーカーのドットの表示を制御するには、プリファレンス(Preferences)ダイアログの回路図(Schematic) - グラフィカル エディット(Graphical Editing)ページにある手動パラメータをマーク(Mark Manual Parameters)オプションを使用します。

特殊用途のコンポーネント パラメータ

コンポーネントから関連するドキュメントへのリンクを定義するための特殊用途のコンポーネント パラメータが作成されています。これには、HelpURL と、ComponentLink パラメータ ペアが含まれます。

HelpURL パラメータ

HelpURL パラメータにより、コンポーネントから外部ドキュメント(PDF や Web ページなど)へのリンクを定義できます。回路図シートのコンポーネント上で F1 キーを押すか、ライブラリ(Libraries)パネルでそのコンポーネントを選択すると、リンクがアクティブ化されます。このパラメータを使用すると、PDF ファイル、テキスト ファイルまたは HTML ページを参照できます。この機能を使用するには、必要なコンポーネントに HelpURL パラメータを追加して、開く対象のドキュメントをパラメータの値として設定します。

パラメータの値を指定するときに、絶対パスを含めることができますが、ドキュメント名の入力だけでもかまいません。有効なパラメータの値の入力例を次に示します。

  • C:\Design_Projects\Schematics\Modifications.txt
  • From Idea to Manufacture - Driving a PCB Design through SOLIDWORKS PCB.pdf
  • www.pcbworks.com

配置されたオブジェクト上にカーソルを置いて F1 キーを押すと、次のようにドキュメントの検索が実行されます。

  • パスが指定されている場合は、その場所が最初に検索されます。
  • その場所にドキュメントが見つからないか、パスが指定されていない場合は、SOLIDWORKS PCB インストール環境の \Help フォルダが検索されます。
  • ドキュメントが見つからない場合は、オブジェクトのデフォルトのヘルプ トピックが表示されます。
ワークスペース内で配置済みの部品を右クリックして、ターゲット ドキュメントにアクセスすることもできます。リンクのエントリは、ヘルプ(Help)という名前で、参照(References)サブメニューの一番上のエントリとして表示されます。

ComponentLink パラメータ ペア

この機能により、任意の数の参照ドキュメントへの名前付きリンクを定義および表示できます。複数の ComponentLink パラメータ ペアを定義できます。この機能を使用するには、次のように、ComponentLink ペアごとに 2 つのパラメータを追加および構成します。

1 つ目のパラメータ(ターゲット ドキュメントの定義に使用):

  • パラメータ名 = ComponentLinknURL(n は任意の整数値)
  • パラメータ値 = target document path\name

2 つ目のパラメータ(メニューに表示されるエントリの定義に使用):

  • 名前 = ComponentLinknDescription (n は 1 つ目のパラメータで使用されたものと同じ整数値)
  • 値 = Entry to appear in the menu

任意の数の ComponentLink パラメータ ペアを定義できます。各ペアは、同じ値の n を共有することで関連付けられます。

コンポーネント リンクにアクセスするには、ワークスペース内で配置済みの部品を右クリックします。リンクのエントリは、参照(References)サブメニューに表示されます。

文字列の値のパラメータ値への置換

コンポーネント パラメータは、その表示(Visible)チェックボックスを使用して簡単に表示できます。これは、ドキュメント パラメータまたはプロジェクト パラメータには当てはまりません。これらを回路図シートに直接表示することはできません。これらのパラメータを表示するには、文字列間接参照という手法を使用します。文字列間接参照は、標準のテキスト文字列が回路図シートに配置されるシステムで、文字列値を入力する代わりに、=Title のように等号の後にドキュメント パラメータまたはプロジェクト パラメータの名前を入力します。ソフトウェアによってこのような文字列が自動的に検出されて、=Title などのテキスト文字列の内容が表示される代わりに、ドキュメント パラメータおよびプロジェクト パラメータがチェックされて、Title というパラメータが見つかると、Title パラメータの値が表示されます。

間接参照される文字列は、特殊文字列と呼ばれます。次に示すとおり、非常に多くの定義済みの特殊文字列があります。ユーザー定義のドキュメント パラメータまたはプロジェクト パラメータは、特殊文字列と見なして間接参照して、回路図シートにテキスト文字列を表示することもできます。

間接参照される文字列は、回路図シートの印刷など、出力の生成時には常に解釈されて表示されます。多くは、画面上でも直接解釈されて表示されます。

タイトル ブロックのフィールドを定義するには、特殊文字列を使用します。文字列間接参照機能により、ドキュメント パラメータからアクティブな回路図に対する正確な情報が抽出されて、タイトル ブロックに表示されるようになります。

回路図の定義済み特殊文字列

回路図ドキュメントで使用可能な定義済み特殊文字列は次のとおりです。これらの大部分は、ドキュメント オプション(Document Options)ダイアログ(プロジェクト(Project) | コンテンツ(Content) | ドキュメント オプション(Document Options))のパラメータ(Parameters)タブにある、アクティブなドキュメントに対して定義されたデフォルトのパラメータ情報に関連します。

  • =Address1 – デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ Address1 に指定された値を表示します。
  • =Address2 – デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ Address2 に指定された値を表示します。
  • =Address3 – デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ Address3 に指定された値を表示します。
  • =Address4 – デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ Address4 に指定された値を表示します。
  • =Application_BuildNumber – 現在の SOLIDWORKS PCB インストール環境のバージョンとビルド番号を表示します。
  • =ApprovedBy – デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ ApprovedBy に指定された値を表示します。
  • =Author – デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ Author に指定された値を表示します。
  • =CheckedBy – デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ CheckedBy に指定された値を表示します。
  • =CompanyName – デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ CompanyName に指定された値を表示します。
  • =CurrentDate – dd/mm/yyyy のフォーマットで表示される、ユーザーのシステム設定から自動的に計算された現在の日付。回路図の編集時またはリフレッシュ/再表示の際に更新されます。例: 10/12/2012
  • =CurrentTime – h:mm:ss AM/PM のフォーマットで表示される、ユーザーのシステム設定から自動的に計算された現在の時間。回路図の編集時またはリフレッシュ/再表示の際に更新されます。例: 2:39:47 PM
  • =Date – 静的な日付情報の表示に使用されます。デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ Date に指定された値を表示します。自動的に計算されて設定済みフォーマットで表示される特殊文字列 =CurrentDate とは異なり、ユーザーが任意のフォーマットで静的な日付情報を入力できます。
  • =DocumentFullPathAndName – 文字列が配置されるドキュメントのフルパスと名前を表示するために使用されます。例: C:\MyTestDesign\PSU.SchDoc
  • =DocumentName – 回路図のファイル名のみを表示するために使用されます(フルパスは表示されません)。例: PSU.SchDoc
  • =DocumentNumber – デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ DocumentNumber に指定された値を表示します。ソース パラメータは、ツール(Tools) | アノテーション(Annotation) | シート数(Number Sheets)コマンドを使用すると表示されるSheet Numbering For Project ダイアログから更新することもできます。
  • =DrawnBy – デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ DrawnBy に指定された値を表示します。
  • =Engineer – デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ Engineer に指定された値を表示します。
  • =ImagePath – デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ ImagePath に指定された値を表示します。
  • =ModifiedDate – 自動的に設定される、回路図の修正日のスタンプ。例: 10/12/2012
  • =Organization – デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ Organization に指定された値を表示します。
  • =ProjectName – プロジェクトの実際の名前(拡張子を含む)を表示します。たとえば、ファイル名が MyPCB.PrjPcb のプロジェクトの場合は、この特殊文字列により MyPCB.PrjPcb が表示されます。
  • =Revision – デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ Revision に指定された値を表示します。
  • =Rule – デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ Rule に指定された値を表示します。このパラメータの最初の値は Undefined Rule(回路図には * と表示)です。このパラメータ値をダブルクリックすると、ルール タイプを定義してその制約を編集できます。
  • =SheetNumber – 現在の回路図のシート番号。ツール(Tools) | アノテート(Annotate) | シート数(Number Sheets)コマンドを使用すると、この値が計算されます。Sheet Numbering For Project ダイアログで、割り当てられたシート番号が、デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ SheetNumber の値に入力されます。回路図シートのエディタ(Editor)タブ ビューで使用される場合は、この特殊文字列の情報はここから取得されます。
  • =SheetTotal – プロジェクトのシート合計。ツール(Tools) | アノテート(Annotate) | シート数(Number Sheets)コマンドを使用すると、この値が計算されます。Sheet Numbering For Project ダイアログで、シート合計が、デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ SheetTotal の値に入力されます。回路図シートのエディタ(Editor)タブ ビューで使用される場合は、この特殊文字列の情報はここから取得されます。
  • =Time – 静的な時間情報の表示に使用されます。デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ Time に指定された値を表示します。自動的に計算されて設定済みフォーマットで表示される特殊文字列 =CurrentTime とは異なり、ユーザーが任意のフォーマットで静的な時間情報を入力できます。
  • =Title – デフォルトのドキュメントレベルのパラメータ Title に指定された値を表示します。
  • =VariantName - 出力の生成元のバリアントを表示します。これは、現在のバリアント(プロジェクト(Project) | プロジェクト アクション(Project Actions) | 現在のバリアント(Current Variant))のエントリに従います。出力の生成にベース デザインが使用される場合、値は [No Variations] になります。
  • =VersionControl_RevNumber – ドキュメントの現在のリビジョン番号。この文字列に情報を含めるには、バージョン コントロールを使用する必要があります。

アノテーション(Annotation)ダイアログで使用可能な特殊文字列の完全なリストには、ドキュメントレベルおよびプロジェクトレベルのユーザー定義パラメータから導出されたものも含まれます。

シート番号は手動で定義することも、ツール(Tools) | アノテーション(Annotation) | シート数(Number Sheets)を使用して割り当てることもできます。このコマンドにより、Sheet Numbering for Project ダイアログが開きます。ここで、プロジェクトの各シートに連続する番号を割り当てることができます。

コンポーネント パラメータとともに使用する特殊文字列

いくつかの追加の特殊文字列(または既存の特殊文字列の特殊な解釈)は、コンポーネント パラメータの定義時に使用できます。どちらの場合でも、特殊文字列はパラメータのとして入力されます。

  • =CurrentFootprint – 関連するコンポーネント プロパティ(Component Properties)ダイアログのモデル(Models)領域で定義される、コンポーネントに現在割り当てられているフットプリントの名前を表示します。
  • =Comment – 関連するコンポーネント プロパティ(Component Properties)ダイアログのプロパティ(Properties)領域で定義される、コンポーネントのコメント(Comment)フィールドに表示される値を表示します。
  • =Description – 関連するコンポーネント プロパティ(Component Properties)ダイアログのプロパティ(Properties)領域で定義される、コンポーネントの説明(Description)フィールドに表示される値を表示します。
  • =[ParameterName] – 指定されたコンポーネント パラメータに定義された値を表示します。特殊文字列の名前として、コンポーネント パラメータの実際の名前を入力します。したがって、コンポーネント パラメータの名前が PowerRating の場合は、=PowerRating と入力します。コンポーネントのコメント(Comment)プロパティを定義すると、関連するドロップダウン フィールドに、すべての既存コンポーネント パラメータの特殊文字列が取り込まれます。これにより、定義されているパラメータの値をコメント(Comment)で簡単に使用できるようになります。

 

アクティブ ドキュメント内の選択したテキストや画像に関する問題を報告します。