ワイヤカット プロパティ

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ワイヤカット プロパティ(Break Wire Properties)ダイアログ。

概要

このダイアログを使用すると、設計者は、ワイヤ カット機能を使用したときのカット ツールの動作を指定できます。

アクセス

回路図エディタで、ワイヤ カット モードを開始するには(ツール(Tools) | 変換(Convert) | )をクリックして、Tab キーを押します。

オプション/コントロール

  • カット長さ(Cutting Length) - カットするワイヤの長さを制御する次のオプションを使用できます。
    • セグメントに分割(Snap To Segment) - カッターをワイヤ セグメント全体にスナップするには、このオプションを選択します。
    • グリッド サイズを複数スナップ(Snap Grid Size Multiple) - カッターのサイズを現在のスナップ グリッドの定義済み倍数にするには、このオプションを選択します。右側のフィールドに乗数の値(2 から10 まで)を入力します。
    • 固定長さ(Fixed Length) - 固定長のカッターを作成するには、このオプションを選択します。右側のフィールドに値を入力して、長さを指定します。
値は、DXP デフォルト単位(1 DXP デフォルト = 10mil)で入力します。
セグメントに分割(Snap To Segment)以外のオプションで指定したカッターのサイズに関係なく、カッターは、それよりも小さいサイズのワイヤ セグメントに配置されると、セグメントに分割(Snap To Segment)を選択した場合のように、セグメント全体が収まるように縮小されます。
  • カッター ボックスを表示(Show Cutter Box) - ワイヤ カット モードのときに、カッター ボックス(点線の矩形のボックス)の表示を制御する次のオプションを使用できます。
    • 表示しない(Never) - カッター ボックスを表示しません。
    • 常時(Always) - カーソルがワイヤ セグメント上に置かれているかどうかに関係なく、常にカッター ボックスを表示します。
    • ワイヤ上(On Wire) - カーソルがワイヤ セグメント上に置かれたときにのみ、カッター ボックスを表示します。
カッター ボックスを表示(Show Cutter Box)オプションが表示しない(Never)またはワイヤ上(On Wire)に設定された場合、カーソルがワイヤ セグメント上に置かれていないときは、中心の十字マーカーを使用して、ワークスペース内でカット領域が識別されます。
  • 先端マーカーを表示(Show Extremity Markers) - ワイヤ カット モードのときに、(カッター ボックスの端の)先端マーカーの表示を制御する次のオプションを使用できます。
    • 表示しない(Never) - 先端マーカーを表示しません。
    • 常時(Always) - カーソルがワイヤ セグメント上に置かれているかどうかに関係なく、常に先端マーカーを表示します。
    • ワイヤ上(On Wire) - カーソルがワイヤ セグメント上に置かれたときにのみ、先端マーカーを表示します。
カッター ボックスと先端マーカーの両方を表示しないように設定された場合、カーソルがワイヤ セグメント上に置かれると、そのセグメントの該当する部分またはその全体がハイライト表示されて、クリックしたときにカットされるワイヤの部分が区別されます。

注釈

  1. ワイヤ カット ツールのカット長さ(Cutting Length)オプションは、プリファレンス(Preferences)ダイアログの回路図(Schematic)- グラフィカル エディット(Graphical Editing)ページでも定義できます。ローカルのドキュメントレベルで長さオプションに対して変更された値(ワイヤカット プロパティ(Break Wire Properties)ダイアログを使用)は、プリファレンス レベルですぐに反映されます。

 

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