テキストを検索して置換
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テキストを検索して置換（Find and Replace Text）ダイアログ。
概要
このダイアログを使用すると、設計者は、定義された検索オプションに従って特定のテキストまたはテキストの一部をすばやく検索し、指定した新しいテキストでそのテキストを置換できます。
アクセス
回路図エディタまたは回路図ライブラリ エディタのメイン メニューから、ツール（Tools） | 検索して置換（Find and Replace） | 
をクリックします。
オプション/コントロール
検索するテキスト
- 検索するテキスト（Text To Find） - このフィールドを使用して、検索するテキスト文字列を入力します。完全な検索語を入力するか、一部の文字列を検索します。後者では、単語完全一致のみ（Whole Words Only）オプションを無効にする必要があります。文字列には、ワイルドカード文字 ?（1 文字）と *（文字の集合）を含めることができます。
- 置換後の文字列（Replace With） - このフィールドを使用して、置換後のテキスト文字列を入力します。ここに入力したテキストによって、検索するテキスト（Text To Find）のエントリと定義されたオプションによって検出された結果のテキスト文字列が完全に置換されます。
スコープ
- シート スコープ（Sheet Scope） - このフィールドを使用して、テキスト検索のスコープとして対象の回路図ドキュメントを決定できます。次のいずれかのオプションを選択します。
- 現在のドキュメント（Current Document） - アクティブなドキュメントのみを対象に検索します。
- プロジェクト ドキュメント（Project Documents） - アクティブなプロジェクトのすべての回路図ドキュメントを対象に検索します。
- 開いているドキュメント（Open Documents） - 属しているプロジェクトに関係なく、オープンしているすべての回路図ドキュメントを対象に検索します。
- 選択（Selection） - このフィールドを使用すると、オブジェクトの現在の選択状態に基づいて、検索のスコープをさらに制限できます。次のいずれかのオプションを選択します。
- 選択したオブジェクト（Selected Objects） - 検索対象を、現在選択されているオブジェクトのみに制限します。
- オブジェクトの選択を解除（DeSelected Objects） - 検索対象を、現在選択されていないオブジェクトのみに制限します。
- すべてのオブジェクト（All Objects） - オブジェクトの選択状態に関係なく、制限なしですべてのオブジェクトを検索します。
- 識別子（Identifiers） - このフィールドを使用すると、テキストベースのオブジェクトのタイプに基づいて、検索のスコープをさらに制限できます。次のいずれかのオプションを選択します。
- すべての識別子（All Identifiers） - 制限なしですべてのテキストベースのオブジェクトを検索します（テキスト文字列、テキスト フレーム、ピン、ネット識別子、およびデジグネータ）。
- ネット識別子のみ（Net Identifiers Only） - 検索対象をネット識別子のみに制限します（ポート、パワー ポート、シート エントリ、オフシート コネクタ、およびネット ラベル）。
- デジグネータのみ（Designators Only） - 検索対象をコンポーネント デジグネータのみに制限します。
オプション
- 大文字小文字の区別（Case sensitive） - 大文字小文字を区別して検索を実行するには、このオプションを有効にします。この場合、ターゲット テキストは、検索するテキスト（Text To Find）フィールドに入力された検索テキストと大文字小文字が一致する必要があります。このオプションは置換後のテキストには影響しません。単に、置換後の文字列（Replace With）フィールドに入力されたテキストに使用される大文字小文字に従います。
- 置換時に確認（Prompt On Replace） - 一致するテキストのインスタンスごとに、置換を手動で確定するよう求めるには、このオプションを有効にします。確認（Confirm）ダイアログは、各インスタンスを順番に処理するために使用されます。最後の情報（Information）ダイアログで、実行された置換の数が示されます。このオプションを無効にすると、検索テキストに一致する、検出されたテキストのすべてのインスタンスが、手動での確定を要求されることなく置換されます。この場合も情報（Information）ダイアログが表示されて、実行された置換の数が示されます。
- 単語完全一致のみ（Whole Words Only） - 検索対象を単語完全一致のみに制限するには、このオプションを有効にします。つまり、検索テキストが、長いテキスト文字列の一部ではなく、全体としてそのまま存在する必要があります。たとえば、このオプションを有効にして、「cat」を検索した場合、「category」の最初の 3 文字は検索の有効な一致とは見なされません。部分的な文字列を自由に検索するには、このオプションを無効にします。