グラフィック

変更日: 2017 年 10 月 24 日

その他の関連リソース

グラフィック（Graphic）ダイアログ。

概要

このダイアログを使用すると、設計者は、イメージオブジェクトのプロパティ（使用されるイメージおよびそのイメージを囲むフレームの外観）を変更できます。イメージは埋め込むかリンクすることができ、フレーム内に収まるようにスケーリングするときに元の縦横比を保持できます。

配置されたイメージオブジェクトを直接ワークスペース内でグラフィカルに変更する方法については、グラフィカルエディットを参照してください。

配置中にグラフィック（Graphic）ダイアログにアクセスするには、Tab キーを押します。

配置後には、次のいずれかの方法でダイアログにアクセスできます。

境界の幅（Border Width） - このフィールドは、グラフィックイメージの周囲に描画される境界の幅を設定します。使用できる幅は次のとおりです。最小（Smallest）、スモール（Small）、ミディアム（Medium）、およびラージ（Large）。
境界の色（Border Color） - 標準の色を選択（Choose Color）ダイアログを使用し、色サンプルをクリックして、グラフィックイメージの周囲の枠に使用する色を変更します。
位置 X1（Location X1）/Y1 - オブジェクトの左下隅の現在の X（水平）および Y（垂直）座標。このコーナーの位置を水平平面または垂直平面（あるいはその両方）で変更するには、これらの値をそれぞれ編集します。
位置 X2（Location X2）/Y2 - オブジェクトの右上隅の現在の X（水平）および Y（垂直）座標。このコーナーの位置を水平平面または垂直平面（あるいはその両方）で変更するには、これらの値をそれぞれ編集します。

ファイル名（FileName） - 使用するイメージのパスおよびファイル名を直接このフィールドに入力するか、右側にある関連する参照（Browse）ボタンをクリックして標準の開く（Open）ダイアログにアクセスし、このダイアログを使用してイメージを検索します。

次のイメージフォーマットがサポートされています。.bmp、.dcx、.dib、.emf、.jpg、.pcx、.png、.rle、.tif、.svg、.tga、.wmf。

埋め込み（Embedded） - 回路図ドキュメント内に配置されたイメージのコピーを保存するには、このオプションを有効にします。このオプションを無効にすると、イメージファイルへのリンクのみが保存されます。

リンクされたイメージを使用する場合は、注意が必要です。イメージの位置が変更された場合、ファイル名（FileName）フィールドを使用してリンクを適宜更新する必要があります。

境界オン（Border On） - イメージの周りに境界（フレーム）を表示するには、このオプションを有効にします。
X:Y 比 = 1:1（X:Y Ratio 1:1） - グラフィックイメージの元の縦横比を保持するには、このオプションを有効にします。イメージの元の縦横比が保持されたまま、指定されたフレームサイズに最も適切に収まるようにイメージがスケーリングされます。このオプションを無効にすると、描画されたフレームサイズにぴったり収まるようにイメージが引き伸ばされるため、イメージが歪む場合があります。
ロック（Locked） - イメージのグラフィカルな編集を禁止するには、このオプションを有効にします。

ロック（Locked）プロパティが有効になっているオブジェクトを選択したり、グラフィカルに編集したりすることはできません。オブジェクトをグラフィカルに編集するには、ロックされたオブジェクトを直接ダブルクリックし、ロック（Locked）プロパティを無効にします。