プロジェクト オプション - パラメータ

変更日: 2017 年 10 月 24 日
内容

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PCB プロジェクトのオプション（Options for PCB Project）ダイアログのパラメータ（Parameters）タブ。

概要

PCB プロジェクトのオプション（Options for PCB Project）ダイアログのこのタブを使用すると、プロジェクトに対して定義されたパラメータ（プロジェクトレベルのパラメータと呼ばれることもある）を管理できます。プロジェクトレベルで定義されたパラメータは、特殊文字列（回路図では =<ProjectParameterName>、PCB では .<ProjectParameterName>）を使用することで、プロジェクト内のすべての回路図シートおよび PCB ドキュメントにわたって使用できます。

このタブで定義するパラメータは、アノテーション（Annotation）ダイアログ（回路図文字列オブジェクト）および文字列（String）ダイアログ（PCB テキスト文字列オブジェクト）の該当するテキスト（Text）フィールドの、使用可能な特殊文字列のドロップダウン リストに表示されます。
SOLIDWORKS PCB では、プロジェクトレベルのパラメータ、ドキュメントレベルのパラメータ（回路図シートに対して定義される）、バリアントレベルのパラメータなど、プロジェクトのさまざまなレベルでパラメータがサポートされています。パラメータには階層もあるため、プロジェクトのさまざまなレベルで同じ名前を持つパラメータを作成し、それぞれに異なる値を定義することができます。SOLIDWORKS PCB では、これは次の優先順位で解決されます。バリアント（優先度が最も高い） ---> 回路図ドキュメント ---> プロジェクト（優先度が最も低い）。つまり、回路図ドキュメントで定義されたパラメータ値はプロジェクト オプションで定義された値よりも優先され、バリアントで定義された値は回路図ドキュメントで定義された値よりも優先されます。ただし、回路図レベルのパラメータを PCB や BOM で使用することはできません。これらのタイプの出力については、プロジェクトまたはバリアントのパラメータを使用する必要があります。
統合ライブラリ プロジェクト（*.LibPkg）を操作する場合、パラメータ（Parameters）タブは統合ライブラリのオプション（Options for Integrated Library）ダイアログ（ここで説明するダイアログのバリエーション）の一部です。

アクセス

これは、プロジェクトのオプションを構成するときに使用できる複数のタブの 1 つであり、PCB プロジェクトのオプション（Options for PCB Project）ダイアログ内からアクセスします。このダイアログには、次の方法でアクセスします。

  • 回路図エディタまたは PCB エディタのメイン メニューから、プロジェクト（Project） | コンテンツ（Content） | をクリックします。
  • プロジェクト（Projects）パネルで、プロジェクト自体のエントリを右クリックし、コンテキスト メニューからプロジェクト オプション（Project Options）を選択します。
統合ライブラリ プロジェクトには、2 番目のアクセス方法のみを使用できます。

オプション/コントロール

  • パラメータ（Parameters）グリッド - タブのメイン領域で、現在プロジェクトに定義されているすべてのパラメータが次の項目について一覧表示されます。
    • 名前（Name） - パラメータの名前。
    • 値（Value） - パラメータの値。
パラメータは、これらの属性のいずれかに関してグリッド内で直接変更できます。
  • 追加（Add） - リストに新しいパラメータを追加するには、このボタンをクリックします。パラメータ プロパティ（Parameter Properties）ダイアログが表示されます。これを使用して、パラメータの名前と値を定義します。
  • 削除（Remove） - 選択したパラメータをパラメータのリストから削除するには、このボタンをクリックします。
  • 編集（Edit） - 現在選択されているパラメータを変更するには、このボタンをクリックします。パラメータ プロパティ（Parameter Properties）ダイアログが表示され、これを使用して変更します。

右クリック コマンド

タブの右クリック メニューには、次のコマンドが用意されています。

  • 編集（Edit） - 現在選択しているパラメータを変更するには、このコマンドを使用します。パラメータ プロパティ（Parameter Properties）ダイアログが表示され、これを使用して変更します。
  • 追加（Add） - リストに新しいパラメータを追加するには、このコマンドを使用します。パラメータ プロパティ（Parameter Properties）ダイアログが表示されます。これを使用して、パラメータの名前と値を定義します。
  • 削除（Remove） - 選択したパラメータをパラメータのリストから削除するには、このコマンドを使用します。
  • コピー（Copy） - 選択したパラメータを Windows のクリップボードにコピーするには、このコマンドを使用します。
  • ペースト（Paste） - Windows のクリップボード上のパラメータをペーストして、タブのパラメータ リストに戻すには、このコマンドを使用します。
コピー（Copy）およびペースト（Paste）コマンドによって、一連のパラメータを外部のスプレッドシート（Microsoft Excel など）で定義し、それをタブにペーストできます。ペーストするパラメータがリスト内の既存のパラメータと同じ名前である場合、既存のパラメータの値はペーストする値で上書きされます。ペーストするパラメータが既存のリスト内のパラメータとは異なる名前である場合、そのパラメータは単にリストの最後に追加されます。

 

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