IPC-2581 出力

SOLIDWORKS PCB 2017 では、IPC-2581 規格のサポートが追加されました。これは、幅広い基板製造データが含まれた XML ベースの単一ファイル フォーマットです。これらのデータとしては、レイヤ スタックアップ詳細、フル パッド/ルーティング/コンポーネント情報、部品表(BOM)などが挙げられます。IPC-2581 オプションは、リボン メニューの出力(Outputs) | 製造(Fabrication)セクションに他の出力とともに用意されています。IPC-2581 ボタンをクリックすると、IPC-2581 Configuration ダイアログが起動します。

IPC-2581 Configuration ダイアログを使用して、IPC-2581 のエクスポートを構成します。IPC-2581 は既存の ODB++ フォーマットに関連し、Institute for Printed Circuits の IPC-2581 Consortium によって数年前(2004 年)に開発されたオープンソースの標準ですが、それ以降、改良が加えられ、最新のリビジョン A および B(IPC-2581A/B)がリリースされています。

ダイアログのコントロールは次のとおりです。

  • IPC2581 version - ドロップダウンを使用して、IPC-2581 の正しいバージョンを選択します。
  • Measurement System - ドロップダウンを使用して、メートル単位(Metric)またはインチ単位(Imperial)を選択します。
  • Floating Point Precision - 目的の数値を入力するか、矢印キーを使用して目的の浮動小数点数を選択します。

OK をクリックすると、生成されたドキュメントとして IPC-2581 出力がプロジェクトに追加されます(プロジェクト(Projects)パネルの Generated » Text Documents フォルダの下に表示されます)。

 

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