サプライヤ検索

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「コイン電池ホルダー」の検索結果を示すサプライヤ検索(Supplier Search)パネル。

概要

サプライヤ検索(Supplier Search)パネルは、最新のサプライヤ データへのインターフェイスを提供します。これは、サプライヤの Web サービスを介して提供される部品データベースに直接アクセスできるポータルです。

パネルへのアクセス

サプライヤ検索(Supplier Search)パネルにアクセスするには、リボンの表示(View) | システム(System)領域にあるサプライヤ(Suppliers)をクリックします。

サプライヤ アイテムの検索

キーワード(Keywords)フィールドに、検索するサプライヤ アイテムのキーワードを 1 つまたは複数入力します。キーワード(Keywords)フィールドの右側にある ... をクリックすると、検索フィルタ(Search Filters)ポップアップにアクセスして、パネル内の結果の各ページに表示するサプライヤごとの結果の数を指定できます。在庫があるかどうか、無鉛であるかどうか、または RoHS 準拠であるかどうかに基づいて、サプライヤ アイテムをさらに絞り込むこともできます。

検索条件を定義したら、検索(Search)をクリックします。パネルの上部領域に、検索条件およびフィルタ オプションと一致するすべてのアイテムが表示されます。

検索によって取得されたアイテムがパネルの結果領域に一覧表示されます。

有効になっているサプライヤのデータベースのみで、一致するアイテムが検索されます。プリファレンス(Preferences)ダイアログのデータ マネージメント(Data Management) - サプライヤ(Suppliers)ページの使用可能なサプライヤ(Available Suppliers)領域で、サプライヤを必要に応じて有効/無効にします。パネルの右上にある  をクリックすると、このページにすばやくアクセスできます。

検索結果のナビゲート

検索のスコープと有効なサプライヤの数に応じて、結果のページが複数返されることがあります。たとえば、 Resistorと入力した場合、包括的であるため、1K Res 1/4Wと比べると、はるかに多くの結果が返されます。後者のように検索を狭めると、返される結果が少なくなります。結果領域の左下にある矢印を使用すると、結果のページを前後に移動できます。

表示される情報の変更

検索の結果がパネルの結果領域に読み込まれると、情報の表示方法を変更できます。実行可能な変更の概要は次のとおりです。

  • デフォルトでは、システムの構成に応じて、メーカー(Manufacturer)サプライヤ(Supplier)メーカー部品番号(Manufacturer Part Number)説明(Description)、および単価(Unit Price)という 5 つの情報列が結果領域に表示されます。列ヘッダーを右クリックすると、使用可能な属性のうち、パネルへの表示について有効にすることができるすべての属性のポップアップ リストにアクセスできます。エントリをクリックすると、そのデータの列が結果領域に追加されます。

注記: サプライヤ(Supplier)、サプライヤ部品番号(Supplier Part Number)、メーカー(Manufacturer)、メーカー部品番号(Manufacturer Part Number)、説明(Description)、カテゴリ(Category)、RoHS、ストック(Stock)、および単価(Unit Price)の各属性は静的であり、検索されたすべてのサプライヤ アイテムについて表示できます。表示可能な他の属性はすべて、返されたサプライヤ アイテムの結果に関連付けられているパラメータによって異なります。

  • 列の表示順序を変更できます。列を移動するには、そのヘッダーをクリックし、目的の位置まで水平方向にドラッグします。有効な位置には、2 つの緑の位置矢印が表示されます。
  • 任意の列のヘッダーをクリックすると、その列に基づいてデータをソートできます。一度クリックすると昇順でソートされ、再度クリックすると降順でソートされます。

サプライヤ リンクの手動作成

サプライヤ リンクを作成するには、パネルの結果領域でアイテムをクリックし、ターゲット コンポーネントにドラッグ アンド ドロップします。次の各セクションでは、各タイプのコンポーネントについて「ドロップ」する場所を説明します。

回路図ライブラリ コンポーネント(SchLib)

回路図ライブラリ コンポーネントのドラッグ アンド ドロップには、次のいずれかの方法を使用します。

  • ソース回路図ライブラリ ドキュメントがメイン デザイン ウィンドウでアクティブ ドキュメントになっており、ターゲット コンポーネントがフォーカスされていることを確認して、回路図ライブラリ エディタのメイン編集領域内の任意の場所にドラッグ アンド ドロップします。
  • SCH ライブラリ(SCH Library)パネルのコンポーネント(Components)領域内のコンポーネントの名前の上にドラッグ アンド ドロップします。
  • SCH ライブラリ(SCH Library)パネルのサプライヤ リンク(Supplier Links)領域にドラッグ アンド ドロップします。

回路図シートに配置されたコンポーネント

ソース回路図ドキュメントがメイン デザイン ウィンドウでアクティブ ドキュメントになっていることを確認して、配置されたコンポーネントの回路図シンボルの上にドラッグ アンド ドロップします。

パネルからのパラメータ情報の配置

パネルのパラメータ(Parameters)領域の情報を、現在のアクティブなライブラリ ドキュメントにインポートできます。そのためには、単に、ドキュメントにインポートする情報をパラメータ(Parameters)領域で選択し、そのデータをコンポーネントの名前の上にドラッグ アンド ドロップします。

数量と価格

数量に基づく価格設定や大量注文に伴う価格割引は、電気コンポーネントのサプライヤおよび販売業者との共通概念です。サプライヤは通常、購入するアイテムの数量に基づいて、異なる価格を適用します。次第に減額される単価を利用するために必要な数量レベルは、個々のサプライヤ間で異なるだけでなく、同じサプライヤでもアイテムごとに異なります。

このような「数量価格」は、パネルの詳細情報領域で簡単に確認できます(後述のアイテムの詳細情報を参照)。具体的には、現在選択しているアイテムの詳細な価格(Pricing)セクションで確認できます。

結果領域の右下にある数量(Quantity)フィールドのエントリを変更すると、表示されているアイテムについてサプライヤが指定した数量価格レベルに従って、単価(Unit Price)列に表示される価格が変わります。

指定した数量に基づいて、表示される単価が変わる様子を示す例。この例では、数量を 25 に変更することで、そのアイテムに関するサプライヤの数量価格レベルが適用されています。

パネルの結果領域内のすべての単価情報を 1 つの通貨ですばやく表示するには、数量(Quantity)フィールドの左側にあるドロップダウン フィールドから通貨を選択します。すべてのアイテムに追加の通貨情報があるわけではありません。

たとえば、RUB(ルーブル)の価格換算を有効にすると、アイテムの単価に即座に反映されます。

アイテムの詳細情報

パネルの下部領域には、上の結果領域で選択したアイテムの詳細情報が表示されます。

アイテムについて提供されている詳細情報の例。

提供されているかどうかに応じて、この領域には次の情報が表示されます。

  • アイテムの画像。
  • パラメータ(Parameters)セクション - アイテムのパラメータ データが名前と値で一覧表示されます。
  • ドキュメント(Documents)セクション - アイテムのデータ シートなどが一覧表示されます。
  • 価格(Pricing)セクション - そのアイテムに適用される数量価格レベルのリストが表示されます。価格は、サプライヤが指定した通貨で表示され、パネルの通貨換算機能の一部として変更することはできません。
  • ストック(Stock)セクション - アイテムの現在の在庫数量と現在の入手状況が表示されます。

任意またはすべてのサプライヤ アイテム情報(画像を除く)をパラメータとしてコンポーネントにインポートできます。これを行うには、いくつかの方法があります。

  • サプライヤ アイテム情報をターゲット コンポーネントに手動でインポートします。
  • サプライヤ リンクとパラメータをターゲット コンポーネントにシングル ステップで同時に追加します。
  • サプライヤ アイテムから新しいコンポーネントを直接作成します。

右クリック メニュー

結果領域

パネルの結果領域からメニューにアクセスすると、次のコマンドを使用できます。

  • Add Supplier Link To – 選択したサプライヤ アイテムへのサプライヤ リンクを追加する場合に使用します。回路図がアクティブである場合、フォーカスされているコンポーネント/コンポーネント レコードにサプライヤ リンクが追加されます。サプライヤ リンクを追加する各部品をクリックできます。
  • Add Supplier Link And Parameters To – 選択したサプライヤ アイテムのパラメータ、データ シート リンク、価格情報、および在庫情報を、そのアイテムへのサプライヤ リンクとともにワンステップですべて追加する場合に使用します。回路図がアクティブである場合、フォーカスされているコンポーネント/コンポーネント レコードにパラメータとサプライヤ リンクが追加されます。パラメータとサプライヤ リンクを追加する各部品をクリックできます。パラメータ、価格情報、および在庫情報については、定義されているパラメータ インポート オプションに従ってインポートが進行します。

詳細情報領域

ドキュメント(Documents)セクションでは、次の右クリック コマンドを使用できます。

  • ドキュメントを開く(Open Document) – このコマンドを使用すると、選択したドキュメントを開いて参照することができます。
アクティブ ドキュメント内の選択したテキストや画像に関する問題を報告します。