シンボル ウィザード
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概要
シンボル ウィザード(Symbol Wizard)ダイアログを使用して、コンポーネント シンボルを作成します。このダイアログでは、自動シンボル グラフィック生成機能、グリッド ピン テーブル、およびスマート データ ペースト機能を使用できます。
アクセス
シンボル ウィザード(Symbol Wizard)にアクセスするには、SchLib ライブラリ ドキュメントから、リボンのツール(Tools) | 記号(Symbol)領域にあるシンボル ウィザード(Symbol Wizard)ボタンをクリックします。
オプション/コントロール
ダイアログは、次の 3 つのメイン領域に分かれています。
- 設定(Settings) - この領域を使用して、シンボルのレイアウト スタイルやピンの番号など、シンボルの基本的な構成を指定します。
- プレビュー(Preview) - この領域には、現在の設定およびピン データを動的に表す、シンボル グラフィックのビューが表示されます。
- Pin data - 複数セルの編集、列のマッピング、およびスマート ペーストといった機能を備えた、ピン データの詳細なテーブル エディタが表示されます。
設定
- ピン番号(Pin Number) - ドロップダウンを使用して、シンボルを変更するピン番号を選択します。
- Pin layout style - ピンの位置が自動的に割り当てられる、一連の定義済みシンボル パターンから選択します。ドロップダウン メニューを使用して、目的の配置を選択します。プレビュー(Preview)の画像および Pin data テーブルの側面(Side)列の設定に結果が表示されます。ドロップダウンの選択肢は次のとおりです。
- Dual in-line
- Quad side
- Connector zig-zag
- Connector
- Single in-line
- 手動(Manual)
- Split into groups - このオプションをオンにすると、Pin data テーブルで共通のグループ(Group)設定に割り当てられたピンを分類できます。この構成は、ピンを機能的なグループまたはインターフェイスにまとめることができる大きい(またはマルチ部品)コンポーネントに便利です。グループ化されたピンは、収縮可能なツリー配置としてピン テーブルに収集されます。
プレビュー
この領域には、現在の設定およびピン データを動的に表す、シンボル グラフィックのビューが表示されます。
Pin data
- ポジション(Position) – シンボル ピンの参照位置インデックス。このデータを編集することはできません。
- グループ(Group) – ピンの収集グループを定義するために使用される、手動で入力した文字列。
- 表示名(Display name) – コンポーネント ピンの表示名属性文字列。
- デジグネータ(Designator) – ピンのデジグネータ属性文字列。これは、デフォルトでピンのポジション(Position)と自動的に一致します。
- 説明(Description) – ピンの説明文字列属性。
- 側面(Side) – ドロップダウン メニューを使用して、シンボルの位置を選択します。左(Left)、最下部(Bottom)、右(Right)、および最上部(Top)の中から選択します。この領域を変更すると、Pin layout style の設定が手動(Manual)に変更されます。
- エレクトリカル タイプ(Electrical Type) – ドロップダウンを使用して、ピンのエレクトリカル タイプを選択します。選択肢は、入力(Input)、I/O、出力(Output)、オープン コレクタ(Open Collector)、パッシブ(Passive)、HiZ、オープン エミッタ(Open Emitter)、および電源(Power)です。
右クリック メニュー
- 上へ移動(Move Up) - 選択したデータを 1 行上に移動する場合に使用します。
- 下へ移動(Move Down) - 選択したデータを 1 行下に移動する場合に使用します。
- コピー(Copy) - 選択したデータをクリップボードにコピーする場合に使用します。
- ペースト(Paste) - クリップボードにコピーした最新のデータをカーソル位置にペーストする場合に使用します。
- スマート ペースト(Smart Paste) - Pin Data Smart Paste ダイアログを開いて、外部ソース データの複数の列を Pin data テーブルの一致する列にコピーする場合に使用します。ダイアログを使用して列データおよび区切り記号を構成した後、ペースト(Paste)をクリックします。
- クリア(Clear) - ピン データを削除する場合に使用します。
その他のコントロール
- Continue editing after placement - オンにすると、コンポーネントを配置した後も、シンボル ウィザード(Symbol Wizard)ダイアログがアクティブなままになります(さらに編集できます)。
- 配置(Place) - 完成したシンボルおよびピン データを配置する場合に使用します。