トラック
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概要
トラック(Track)ダイアログを使用すると、設計者はトラック オブジェクトのプロパティを変更できます。ラインもまたトラック オブジェクトであり、ラインという用語は、そのオブジェクトが非ネット オブジェクトとして意図されていることを示すために使用されます。そのため、自動的には接触するオブジェクトのネット名を継承しません。また、ラインの配置中に Tab キーが押されると、別のダイアログが表示されます。詳細については、トラック オブジェクトのページを参照してください。
アクセス
このダイアログは、配置中に TAB キーを押すことでアクセスできます。
配置後には、次の方法でダイアログにアクセスできます。
- 配置されたオブジェクトをダブルクリックします。
- オブジェクトにカーソルを置き、右クリックして、コンテキスト メニューからプロパティ(Properties)を選択します。
オプション/コントロール
- 始点 X/Y(Start X/Y) - 現在の原点を基準とした、現在のトラックの始点の X/Y 座標を示します。
- 終点 X/Y(End X/Y) - 現在の原点を基準とした、現在のトラックの終点の X/Y 座標を示します。
- 幅(Width) - トラックの現在の幅を示します。トラックの幅を 0.001mil から 10000mil の範囲内で変更するにはこのフィールドを編集します。
プロパティ
- レイヤ(Layer) - トラックが配置されるレイヤを定義します。
- ネット(Net) - このトラックが属するネットを選択します。既にネットに接続されている既存のオブジェクトと同じ位置でトラックの配置が開始されると、新しいオブジェクトのネット プロパティが自動的にそのネットに割り当てられることに注意してください。
- ロック(Locked) - このオプションが有効な場合、トラックはロックされ、選択または編集することはできません。
- キープアウト(Keepout) - オブジェクトがレイヤ固有のキープアウト オブジェクトとして動作するように設定するには、このボックスを選択します。キープアウト オブジェクトはレイヤ色で表示され、その輪郭がキープアウト色になります。キープアウト オブジェクトは、シグナル レイヤ上でレイヤ固有のキープアウトを作成するために使用されます。レイヤ固有のキープアウトは出力生成で除外されます。