印刷出力プロパティ

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印刷出力プロパティ(Printout Properties)ダイアログのさまざまな設定。

概要

このダイアログを使用すると、設計者は、新しく追加される印刷出力/印刷出力セットまたは既存の印刷出力/印刷出力セットのプロパティを設定できます。

ダイアログのコントロールは、大部分は同じですが、ダイアログの実際の使用方法とバナー テキストは、作成/編集している印刷出力エンティティのタイプによって異なります。

アクセス

このダイアログには、PCB 印刷出力プロパティ(PCB Printout Properties)ダイアログから次の方法でアクセスできます。

  • 印刷出力/印刷出力セットの名前の左にあるアイコンをダブルクリックします。
  • 印刷出力/印刷出力セットを選択し、右クリックして、コンテキスト メニューからプロパティ(Properties)コマンドを選択します。

オプション/コントロール

上部領域

ダイアログのこの領域に表示されるコントロールは、設定している印刷出力エンティティによって異なります。

  • 標準印刷出力 - 標準印刷出力を設定する場合、この領域には印刷出力名(Printout Name)フィールドが表示されます。これを使用して、必要に応じて印刷出力の名前を変更し、その性質と目的を明確に示す、よりわかりやすい名前を付けます。
標準印刷出力の名前は、PCB 印刷出力プロパティ(PCB Printout Properties)ダイアログに戻り、メイン グリッドで直接変更できます。印刷出力の名前を 1 回クリックして定位置編集にアクセスし、必要に応じて新しい名前を入力します。
  • 印刷出力セット - 印刷出力セットを設定する場合、この領域には、使用するレイヤ クラスを指定するためのコントロールが表示されます。指定したレイヤ クラスのレイヤごとに、個別の印刷出力が作成されます。フィールドのドロップダウンを使用して、(オブジェクト クラス エクスプローラ(Object Class Explorer)ダイアログに反映されているように)基板に対して定義されている既存のすべてのレイヤ クラスのリストから選択します。
  • ドリル印刷出力セット - ドリル印刷出力セットを設定する場合、この領域には、各レイヤ ペア(ドリル ペア)に対して描画するドリル レイヤを指定するためのコントロールが表示されます。ドリル ガイド(Drill Guide)またはドリル図面(Drill Drawing)から選択します。

Components

  • 上側を含める(Include Top-Side) - このオプションを有効にすると、基板の上側のすべてのコンポーネント(レイヤ(Layer)プロパティが最上部レイヤ(Top Layer)に設定されたコンポーネント)が含まれます。
  • 下側を含める(Include Bottom-Side) - このオプションを有効にすると、基板の下側のすべてのコンポーネント(レイヤ(Layer)プロパティが最下部レイヤ(Bottom Layer)に設定されたコンポーネント)が含まれます。
  • 両側を含める(Include Double-Sided) - このオプションを有効にすると、最上部と最下部両方のレイヤ パッドを含むすべてのコンポーネント(PCB エッジ コネクタなど)が含まれます。

オプション

  • 穴を表示(Show Holes) - このオプションを有効にすると、パッドとビアの穴が印刷出力に含まれます。
  • レイヤをミラーリング(Mirror Layers) - このオプションを有効にすると、印刷出力に含まれるレイヤがミラーリングされます。

パッド表示オプション

  • パッド番号を表示(Show Pad Numbers) - このオプションを有効にすると、印刷出力にパッド番号が表示されます。
  • パッド ネットを表示(Show Pad Nets) - このオプションを有効にすると、印刷出力にパッド ネット情報が表示されます。
  • フォントサイズ(Font Size) - このコントロールを使用して、パッド番号およびネット テキストに対して使用するフォントのサイズを設定します。

レイヤ

この領域は、印刷出力構成の「中心」であり、印刷出力を構成するレイヤを追加、編集、順序付けするために必要なコントロールがあります。

  • Layer List - 印刷出力(または印刷出力セット内の各印刷出力)に現在含まれているレイヤのリスト。リストの再下部にあるレイヤが、イメージのレンダリング時にプリンタのメモリに最初に描画されます。次に、上にある各レイヤが順番に上にレンダリングされます。レイヤを選択し、上へ移動(Move Up)および下へ移動(Move Down)ボタンを使用して、レンダリング順序での位置を変更します。
リストには、さまざまなタイプのレイヤ エンティティ(標準レイヤ、繰り返しレイヤ、またはレイヤ クラス)が含まれている場合があります。
  • 追加(Add) - 別のレイヤを印刷出力(または印刷出力セット内の各印刷出力)に追加するには、このボタンをクリックします。レイヤのプロパティ(Layer Properties)ダイアログが表示され、基板に対して使用されているすべてのレイヤのリストから選択し、選択したレイヤのプロパティを必要に応じて構成できます。
新しいレイヤは、リストの再下部に追加されます。
  • 削除(Remove) - 選択したレイヤ エンティティをリストから削除するには、このボタンをクリックします。
すべてのレイヤ エンティティを削除することはできません。少なくとも 1 つのレイヤ エンティティを残す必要があります。
  • 編集(Edit) - リストで現在選択しているレイヤ エンティティを編集するには、このボタンをクリックします。該当する設定のレイヤ ソースのプロパティ ダイアログが表示され(レイヤのプロパティ(Layer Properties)/Layer Class Properties/Iterated Layer Properties)、エンティティのプロパティを必要に応じて構成します。
このボタンは、リストで現在複数のレイヤを選択している場合は使用できません。編集するレイヤ エントリを 1 つのみ選択します。
  • 上へ移動(Move Up) - 現在選択しているレイヤ エンティティをリストで上へ移動し、それによって印刷レンダリング順序を変更するには、このボタンをクリックします。
  • 下へ移動(Move Down) - 現在選択しているレイヤ エンティティをリストで下へ移動し、それによって印刷レンダリング順序を変更するには、このボタンをクリックします。
標準の複数選択手法(Ctrl + クリックShift + クリック、およびクリック & ドラッグ)を使用して、複数のレイヤ エンティティを移動および削除のために選択できます。

 

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