キープアウト
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概要
キープアウトは、領域内への配線オブジェクトの配置をブロックまたは禁止するオブジェクトを表す名前です。キープアウトは、フェンス(保護する領域を囲む壁)として定義することも、保護する領域を完全に覆うキープアウトのソリッド領域として定義することもできます。
使用可能な機能
キープアウト領域を定義するには、フィル、トラック、リジョンなどの標準デザイン オブジェクトを配置して、目的の形状を作成します。
配置
キープアウトを定義する場合のアプローチとして、次の 2 つのものがあります。
- すべてのレイヤのキープアウト — フィル、トラック、リジョンなどのオブジェクトをキープアウト レイヤに配置します。これらのオブジェクトにより、すべてのシグナル レイヤ上にキープアウトが作成されます。
- レイヤ固有のキープアウト — レイヤ固有のキープアウト オブジェクトをシグナル レイヤに配置します。これにより、そのシグナル レイヤ上にのみキープアウトが作成されます。キープアウト オブジェクトは、単に、オブジェクトのプロパティ ダイアログでキープアウト(Keepout)チェックボックスが有効になっている標準デザイン オブジェクトです。レイヤ固有のキープアウト オブジェクトはそのレイヤの色で表示され、現在のキープアウト色で太い輪郭が示されます。レイヤ固有のキープアウトは、ガーバーや ODB++ など、生成された出力には含まれません。
レイヤ固有のキープアウトの詳細については、関連するオブジェクトを参照してください。