出力ファイルを生成
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概要
このダイアログを使用すると、設計者は、バッチ方式のリリース プロセスで、現在の基板デザインから製造出力を構成および生成できます。プリント基板を製造するには、ガーバー、ガーバー X2、NC ドリル、ODB++ などの、特定フォーマットのさまざまなファイルが必要になります。また、ドキュメント出力、Windows プリンタへのそのような印刷タイプの出力、および部品表に適した表形式出力を生成できることも必要となります。
SOLIDWORKS PCB では、すべての必要な出力タイプが標準でサポートされています(Excel テンプレートがサポートされた Microsoft Excel フォーマット出力など)。
アクセス
このダイアログにアクセスするには、任意のエディタのメイン メニューからプロジェクト(Project) | プロジェクト アクション(Project Actions) | 出力を生成 をクリックします。
オプション/コントロール
出力リスト
このメイン領域には、設計から生成できる、サポートされているすべての出力タイプが一覧表示されます。出力タイプは、次のカテゴリにグループ化されています。
- BOM ドキュメント(BOM) - このカテゴリの出力タイプ: 部品表(Bill of Materials)。
- ドキュメンテーション(Documentation) - このカテゴリの出力タイプ: 回路図印刷(Schematic Prints)、PCB 印刷(PCB Prints)、PCB 3D 印刷(PCB 3D Print)。
- 製造(Fabrication) - このカテゴリの出力タイプ: ガーバー ファイル(Gerber Files)、ガーバー X2 ファイル(Gerber X2 Files)、NC ドリル ファイル(NC Drill Files)、ODB++ ファイル(ODB++ Files)。
- アセンブリ(Assembly) - このカテゴリの出力タイプ: アセンブリ図面(Assembly Drawings)。
- 検証(Validation) - このカテゴリの出力タイプ: エレクトリカル ルール チェック(ERC)(Electrical Rules Check)。
出力タイプごとに、次のフィールドが表示されます。
- Output Generator - 出力ジェネレータのタイプであり、その名前は生成される出力のタイプを示しています。
- 設定(Configure) - このボタンをクリックすると、現在選択している出力ジェネレータを設定するための関連ダイアログにアクセスできます。次のダイアログがあります。
- 部品表(Bill of Materials)ダイアログ - 部品表レポートの設定用。
- 回路図印刷プロパティ(Schematic Print Properties)ダイアログ - 回路図印刷の設定用。
- PCB 印刷出力プロパティ(PCB Printout Properties)ダイアログ - PCB 印刷とアセンブリ図面の設定用。
- PCB 3D 印刷設定(PCB 3D Print Settings)ダイアログ - PCB 3D 印刷の設定用。
- ガーバーセットアップ(Gerber Setup)ダイアログ - ガーバー出力の設定用。
- ガーバー X2 セットアップ(Gerber X2 Setup)ダイアログ - ガーバー X2 出力の設定用。
- NC ドリル設定(NC Drill Setup)ダイアログ - NC ドリル出力の設定用。
- ODB++ 設定(ODB++ Setup)ダイアログ - ODB++ 出力の設定用。
- エレクトリカル ルール チェック設定(Electrical Rules Check Setup)ダイアログ - エレクトリカル ルール チェック検証レポートの設定用。
- ステータス(Status) - 出力の現在の状態。次のいずれかの状態が表示されます。
- - 出力は現在生成中です。
- - 出力は正常に生成されました。ERC レポートの場合は、エラーがないか、エラーのレベルが、そのレポートに対して指定された最大許容誤差レベル内に収まっています。
- 有効/無効 - その出力タイプを出力のバッチ生成に含める(チェックボックスをオン)か含めない(チェックボックスをオフ)かを指定します。
右クリック メニュー
次のコマンドには、このダイアログを右クリックして表示されるコンテキスト メニューからアクセスできます。
- 設定(Configure) - このコマンドを使用して、現在選択している出力ジェネレータを設定するための関連ダイアログにアクセスできます。
- 無効(Disable) - このコマンドを使用して、現在選択されている出力ジェネレータを無効にして、バッチ リリース プロセスから除外できます。
- すべて有効(Enable all) - このコマンドを使用して、すべての出力ジェネレータを一括して有効にして、それらすべてをバッチ リリース プロセスに含めることができます。
- すべて無効(Disable all) - このコマンドを使用して、すべての出力ジェネレータを一括して無効にして、それらすべてをバッチ リリース プロセスから除外できます。
- ドキュメントを開く(Open Document) - このコマンドを使用して、現在選択されている出力ジェネレータの生成済み出力を開くことができます。このコマンドを使用できるのは、その出力タイプの出力が正常に生成されている場合のみです。
追加のボタン
リストの下で、次のボタンを使用できます。
- 生成(Generate) - このボタンをクリックすると、リリース プロセスが実行されます。エレクトリカル ルール チェック検証レポートが最初に実行されて(有効化されている場合)、キャプチャされたソース デザインが電気的/設計的に有効であるかどうかがチェックされます。その後、他のすべての定義済み(かつ有効化された)出力が実行されます。これらの製造出力から物理アイテムが製造されて、売買できる有形製品として存在することになります。
- 表示(View) - 出力の生成後に、特定の出力タイプをリストで選択した状態で、このボタンをクリックすると、その出力が開かれて表示されます。