SOLIDWORKS PCB 2018 の新機能

SOLIDWORKS PCB 2018

リリース日:  2017 年 10 月 18 日 - ビルド: 169

この新しい SOLIDWORKS PCB リリースでは、本ソフトウェアのコア テクノロジに対する拡張機能と新機能が引き続き提供されます。

前バージョンの SOLIDWORKS PCB から、現在のバージョンを引き続き使用するか、SOLIDWORKS PCB に更新して最新の機能にアクセスするかを選択できます。または、両方が共存するようにインストールし、ニーズに最も適合するバージョンを使用することもできます。


 

新しいデータベース リンク(DB Link)

データベース リンク(DB Link) ファイルによって、回路図コンポーネントとデータベース内の一致レコードの間のリンケージが定義されます。データベース リンク(DB Link) ファイルはデザイン プロジェクトまたはライブラリ パッケージに追加され、これによって、既に回路図シートに配置されているコンポーネント、または、一般的なソース回路図ライブラリ内の定義済みコンポーネントから、それぞれにリンクすることができます。

パラメータ管理

SOLIDWORKS PCB 2018 では、新しいデータベース リンク(DB Link) ファイルの導入とともに、パラメータ管理オプションも導入されました。これらの新しいパラメータ管理ツールを使用すると、設計者は任意の ODBC データベースに接続したり、これらのデータベース ライブラリからパラメータ データを SOLIDWORKS PCB の回路図ドキュメント内に組み込んだり、部品パラメータを作成したりできます。データベース フィールドをデザイン パラメータにマップすることもできます。

シンボル ウィザード(Symbol Wizard)

SOLIDWORKS PCB 2018 の新しいシンボル ウィザード(Symbol Wizard)を使用すると、設計者は必要とするコンポーネントのシンボルを作成できます。シンボル ウィザード(Symbol Wizard)ダイアログでは、設計者はシンボルとそのピン データの基本的な構成を制御できるとともに、現在の設定とピン データが反映される動的なプレビュー領域を制御できます。

IPC 準拠フットプリント ツール

IPC フットプリント ウィザード(IPC Footprint Wizard)コマンドと IPC フットプリント バッチ ウィザード(IPC Footprint Batch Wizard)コマンド(ツール(Tools) | フットプリント(Footprint))を使用すると、設計者は、サーフェス マウント デザインとランド パターン標準の一般要件である IPC 準拠 7351 のリビジョン B に準拠している PCB フットプリントを簡単に生成できます。IPC フットプリント ウィザードでは、フットプリント寸法から直接作業する代わりに、コンポーネント自体から得られる寸法情報を使用して、IPC によって公開されているアルゴリズムに従って適切なパッドや他のフットプリントのプロパティを計算します。

CST のエクスポート

SOLIDWORKS PCB では、CST 統合が新たにサポートされています。CST シミュレーションで使用するためにファイルを構成してエクスポートできます。

新規部品プロバイダ

新たに追加された部品プロバイダにより、デザイン コンポーネントと実世界の部品とのリンクが容易になり、設計時にすぐに最新のサプライヤ データにアクセスすることができます。

アクティブ ドキュメント内の選択したテキストや画像に関する問題を報告します。